STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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ラストです

いよいよラストよん!!後編はあの大人しいヒロインちゃんがブラック降臨してしまいます。啓ちゃんはその時、武井の彼女と遭遇!!真相は?



S-4



月日が過ぎ、期末考査が始まった。

「これで受験するところが決まるのか・・・」

「と・とにかく頑張ろうぜ。沙奈も」

「そうだね、皆で勉強したんだし」



初日が終了し、皆は寮に帰ってきた。すると、いるはずの啓一朗がいない。

「梅ちゃん、啓ちゃんは?」

「啓一郎なら用事があって出かけたわ。でも、すぐ戻るって言うから」

「もしかして・・・他に女性が・・・いるの?」

「沙奈ちゃん、気にしないの。啓ちゃんもきっと事情があるんだよ。」

「だと、いいけど・・・」

「沙奈ちゃん、啓一朗から『心配するな、ちゃんと連絡するから』って言ってたわよ。だから大丈夫」

「そうだよ、沙奈は考えすぎ。そりゃ~武井のやってることは許せないからね」

「本田、お前・・・」

「零だって、嫌でしょ?もし、私が沙奈と同じようなことがあったら・・・・」

「ああ、そうだな」

それから各部屋で勉強をしているとき、啓一朗が戻ってきた。

「お帰りなさい。」

「只今、沙奈は?」

「部屋にいるよ、それよりどう?」

「ああ、武井の彼女と会ってきた。学校から電話があったらしい」

啓一朗の話によると、電話を取ったのが由紀。どうやら武井の事で悩んでいるらしいので代わりに啓一朗がその場所に行った。最近、仕事が忙しく会っていないと言うのでそれとなく聞いたのだ。



回想



「ごめんさない、生徒の貴方に」

「いいえ。ちょっと、問題があったんです」

「え?」

「実は、俺の友人・・・彼女なんですが、どうやら先生からストーカーらしいことが・・・」

「どういうこと?まさかとは思うけど、写真とかは?」

「担任の報告によるとここ2か月の間に、隠し撮りをされたみたいでその前に授業中に視線を感じたりしてるためにあいつの精神的ダメージが・・・」

「その彼女の名前は分かる?」

「香田沙奈です。2年の時から付き合ってる」

「彼女もこんなこと、望んでいないわ。きっと・・・有難う。私の名は瀬戸 唯、今は女子校の先生をしてるわ。これを渡しておくから何かあったら連絡して?私も怒ってるから」

「そのように伝えます」



「そう、女って怒らすと大変なのね?」

「沙奈もそのうちキレるかもしれない・・・・だとしたら・・・」

「啓一朗?沙奈ちゃんを守るのは貴方しかいないのよ?もちろんあの子たちも」

「特に龍海は沙奈と同じクラスだ、情報はある」

「亮二も佑も晃もあの先生には手を焼いてるって。」

そこへ亮二が食堂にやってきた。

「水瀬、遅かったな?」

「悪かったな、武井の恋人に会ってきた」

「はあ?あいつ、いたのかよ?」

「向こうも俺の話を聞いて協力してくれるらしい。なんでも女子校の先生をしてるからな。」

「それは賛成だな。由紀には?」

「明日、このことを報告する。だから、沙奈の事・・・」

「分かってるって、しかしな~あれだけ付きまとってたら流石の沙奈もキレるんじゃんねぇかって・・・」

「そこはお前らで出来るか?」



S-5



試験最終日、寮生たちはいつものように試験を受けた。

今回ばかりは全員平均点以上を取るのが目標である、誰ひとりも赤点を取らないために・・・。

「はい!!ここまで。解答用紙を集めて!」

生徒たちは次々に解答用紙を集めた。それを担当教諭に渡した。

「お疲れさまでした。この後、採点を行った後欲しゅうする生徒を担任の方から発表します。呼ばれた人は補習を受けるように」

「ここまできて、補習かよ?」

「マジで?」

そして、ここに心配する生徒がいた。

「補習は勘弁だよ、折角頑張ったのにさ」

「佑は半分寝てたでしょ?」

「結果、次第だな?」

「ここまで頑張ったんだよ?補習なんてやられたらと思うと・・・・」

「晃まで。今日まで勉強したじゃない」

夕方、皆で夕食を囲んでいる時の事、夏男は改めて皆に聞いた。

「どう?今回は?」

「自信がなかったけど、成果はでたと思うよ?」

「俺、現国がヤバいような・・・」

「途中で寝てしまうからだろ?佑は」

「香田は?」

「出来るだけの事は受けたから・・・でも、自信がない」

「沙奈、図書室で勉強してたもん。」

「結果がなければ大丈夫だ」



2日後、寮に電話が鳴った。

「はい、神蘭学生寮です」

「香田か、俺だ」

「先生・・・あの・・・・何かありましたか?」

「先日受けた期末の結果が出たんだ。吾妻が現国の点数が悪かったようだ」

「じゃあ・・・補習ですか?」

「そうなるな、あと・・・香田、お前も補習組に入ってる」

「私もですか?どうして?ちゃんと解答・・・したのに・・・」

「俺も不思議なんだ。香田は現国の成績がTOP3以内に入っていたんだからな。今回は平均より3点下がっている」

「わざと?」

「あの武井さんの事だ。香田を意識してる、この補習で告白をするって話した」

「・・・・・」

「香田?」

「佑はともかく、そんなことだけで・・・・」

「一応、明日から3日間だけだ。それまで俺も様子を見に来る。大丈夫だ」

「分かりました。佑には私から言っておきます」

電話を切られた冴島は沙奈の言動がいつもより変わった。

「水瀬にメールを送っておこう」

翌日、沙奈と佑は学校に来ていた。補習を受けるため。

「今日から2日間は今までの復習を行う。最終日にもう一度試験を受けて貰うから」

補習組は10人。

「(あれ?香田、お前もか?)」

「(私は強制らしいの、点数は悪くないんだけど)」

「(だってよ、お前の得点知ってるぜ?)」

「(なんで知ってるの?)」

「(由紀に呼ばれたときにな。確か・・・95点だったぜ。おかしいよな?本来なら補習は吾妻だけだろ?)」

「(そういえば・・・)」

「(なぁなぁ、沙奈は受けなくていいんじゃないのか?)」

「(私だって知らないわよ!!全く頭に来た!!)」

文句を言いつつ、補習は初日を終了した。帰るときの事、沙奈は武井に呼ばれた。



「話ってなんですか?」

「君はいつも彼らと一緒だね?」

「寮にいますから当然かと。それにしても姑息なこと、してましたよね?写真を撮ったり、授業中人の顔を見たり」

「・・・気になるんだ。香田さんを見てると、しかしいつも龍海たちがいるから2人きりになれないからね」

その様子を見ている龍海・吾妻・榊。どうやら佑が2人に連絡をしたのだ。

「(あんの野郎!!沙奈に手を出してみろ!!殴ってやる)」

「(亮二、落ち着きなよ。様子を見ようよ)」

「(晃、啓一朗を呼ぶか?)」

「(その前に武井ちゃんの彼女を連れてくるって言うから待とう)」

一方、沙奈はと言うと

「だからってストーカーまがいは止めて欲しんです!!それに私には彼がいます!!」

「水瀬君のことか?彼は危ない生徒なんだ」

「啓一朗のこと悪く・・・言わないで!!無骨な奴だけど、私には大切なの!!」

押し問答が続くが、とうとうブラック降臨発動してしまった。

「啓一朗はともかく彼たちのこと、悪く言ったらどうなるか・・・・分かってるんでしょうね、先生?」

「香田さん、待ってくれ!!僕だって君の事・・・」

「武井君!!貴方って人は!!」

啓一朗と一緒に来た女性・・・・唯がいた。

「瀬戸さん、どうしてここにいるんですか?」

「この子が教えてくれたのよ!!」

「そう・・・彼女がいたんですね?それで私に近づこうと・・・・」

「先生、本当は補習はなかったはずだ。沙奈を独占しようと・・・」

「違う!!唯、これには理由が」

「武井先生は・・・・そんなことして・・・・私の精神的ダメージをしたかったんですか?」

「沙奈、もう止めるんだ!!」

「啓一朗・・・・」

「先生、言っておきますが沙奈は俺の恋人です。まあ~冴島先生なら知ってますから」

「そんなの不純異性交遊だ!!生徒同士で」

「関係ない!!もう~頭に来た!!」

すると、啓一朗は武井の前で沙奈とキスをした。しいて言えば暴走を止めるため。

「・・・・」

「落ちつけ、沙奈が暴走したら止めるのは俺だぞ」

「ごめんなさい。貴女には悪いことしたのね?後は私に任せて」

「え?」

「この人は瀬戸唯さん。先生の彼女だ、今回の事も心配して来て貰ったんだ。」

「でも・・・」

「大丈夫だ。ああ見えても、彼女は強いからな」



部屋に戻るとあまりの疲れが出てしまい、眠ってしまった。あの後由紀からの連絡で補習は佑のみとなった。実は様子を見ていた亮二が説教を始めたのがきっかけ・・・・らしい。

「大丈夫かな?」

「水瀬がついているんだ。今はそっとしておこう」

「待ったく、梅が来たとき怖かったぜ」

「梅ちゃんは沙奈ちゃんのこと心配してからね」

「もう、それはいいのよ。でも、完全にキレたって?」

「梅ちゃん以上に般若が出たし、本当これ以怒らせないようにしないと」

「啓一朗の奴、皆の前でしちゃったしな」

「水瀬なりの答えだな?」

沙奈の部屋では啓一朗が様子を見ている。

「そろそろ食堂に行くか」

眠っている沙奈の額にキスをすると皆のところに行った。



END



やっと完成です!!文章は・・・勘弁を。オリジナルヒロインを出してしまいました。

ヒロインちゃんのブラック降臨は一度降りると大変です、なのでストッパーが必要ですわ。



by:ROSE

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