STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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妄想ストーリーその14

6-3:実家にて



年末、沙奈は祖父の家に帰って来た。秘書の三枝が出迎えてくれた。

「お帰りなさい」

「只今。お元気でしたか?」

「そうですね?昨年の夏に来た以来だから・・・」

「夕方にはみなさん集まりますから、それまでお部屋でお待ちください」



自室に入ると、少し寛いだ。

「懐かしいな・・・・あれ?電話・・・」

携帯の着信が鳴ったので取ってみた。

「はい、香田です・・・・啓一朗さん?」

「実家に帰るって話したからな。」

「今日カウントダウンパーティーがあるんですよね?ごめんなさい、参加出来なくて・・・」

「仕方ないさ。親父から話を聞いたし」

「今回は3日しかいないから」

「そっか・・・なら、時間は取れるみたいだな?」

「え?」

「早い話が初詣に行こうかなって」

「そうですね?あ、そろそろ親戚が来たみたいだから・・・・あとでおめでとうメール、送る」

「こっちも送っておく」



食堂に行くと、父方の親戚と母方の親戚が集まった。当然沙奈の両親と兄がいた。

「沙奈ちゃん、お久しぶりね?」

「叔母さま、お久し振りです」

「段々綺麗になって来たじゃない?好きな人でも出来たの?」

「気になる人はいますけど・・・」

「そのほうがいいわ。沙奈ちゃん、苦労したんだし」

「ああ、勝彦も淳子さんも沙奈ちゃんを蔑にしたからな。」

「みなさん、お待たせいたしました。これより親族会議を行います」

三枝は沙奈の祖父香田健三が今も入院中ということ、医師の話によると余命3か月だということの説明をした。

現在健三の養女として育てられている沙奈の今後のことなど。

「以上が現在、健三氏の状態です。既に遺言状も作成し専属の弁護士に預けてます」

「ねえ、遺産はどうなるのかしら?」

「それは分かりません。会計士の方に計算をして貰ってます」

「三枝さん、おじい様の面会は行っても大丈夫ですか?」

「ええ、沙奈さんは唯一の娘ですから行ってあげてください。喜びます」

「時間を作って行くようにします」

「そうね、私も様子を見てくるわ。三枝さん、宜しいかしら?」

「由梨子さんにはいつも来て貰って助かってますよ」

それから夕食を囲み、それぞれの部屋に戻った。沙奈も自室で電話をしている。

「そっか、良かったな」

「はい。そろそろですね?」

「沙奈さんの分まで楽しんでくる。」

「私は2日の夕方には自宅に戻る予定です、その前に病院に行かないと・・・」

「面会か?」

「祖父のです。ずっと・・・入院してるので」




まだ、続きます。


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