STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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妄想ストーリーその27

8-6



4日後、沙奈は職場に復帰した。

「大丈夫?」

「吐き気はありますが、大丈夫です」

「みんな、最初はそうだったし。」

「藤岡さんもですか?」

「こら!!2児の母親だぞ。」

「すみませ~ん」

「藤っち、沙奈は初めてなんだからいじめないの」

「そっか、相手が違った。部長に怒られる~」

「沙奈、いつ入籍するの?」

「え?それは、部長に相談しないと・・・」

「普通2人のことでしょ?なんで部長に相談するの?」

「由佳、言っておくけどさ部長の息子さんが啓一朗さんなんだけど?ホストクラブに行ってるのに知らなかったのか?」

「知らないよ。そんなの」

「由佳は晃さんばっかりでしたから他のホストには目がないんです。私も啓一朗さんと出会って良かったですよ。部長にも喜んでくれたしね。」



その夜、沙奈は家に帰っていた。お店はしばらくお休みするらしい。

「さて、軽く夜食でも用意しようかな?」

キッチンで用意をすると携帯の着信が鳴った。

「はい、香田です。」

「沙奈か。これから帰るが、迎えに来て欲しいんだが・・・」

「分かりました。でも、珍しいですね?いつもはタクシーなのに」

「そっか?たまにはいいと思ったんだ」

「お店前でいいのね?」

「ああ、待っている」

携帯の電源を切ると、夜食をテーブルの上に置くと車を出した。

「では、行きますか。」

20分後、お店に着くと啓一朗が立っていた。

「悪かったな。今が危ないときに」

「シートベルトをしていれば大丈夫よ。スピードもあまり出さないようにするし」

車内では今日の事を話していた。

「そういや、入籍がまだだったな?生まれてくる子供ためにも早く入れないとな」

「そうだね。役所には私が用紙や戸籍を貰ってくるけど?」

「いいのか?」

「日中は休んでいるから、無理できないし・・・・私なら自由が利くから。戸籍なら部長に聞けばいいし」

「沙奈・・・自分の体じゃないんだから無理はするな。その間に入籍の日取りも考えておく」



翌日、郵便局の用事を済ませた沙奈は区役所に向かった。職員に婚姻届と2人の戸籍謄本を取り寄せた。啓一朗のは既に独立しているため本人の戸籍を取った方がいいと部長から言われたのだ。

「これでいいかな?一度お店に行っておかないと」

夕方、由佳と来店した沙奈はVIPルームをお願いした。

「沙奈ちゃん、平気?」

「ええ。今日は大事な話があるのでVIPルームを使いたいのですが」

「分かった。すぐ帰る?」

「用事が終わったらね」

「じゃあ~用意するから。零ちゃん、沙奈ちゃんの相手~」

「まだ、しんどそうだな?」

「少し落ち着いてるけど、あまり食べられなくて・・・」

「軽いものを用意するからここで待ってて」

5分後、啓一朗がVIPルームに入ってきた。

「悪い、色々と頼んで」

「戸籍謄本を貰って来たからチェックしてみて?」

「そうか、20歳のときに独立したから親父のところから抜いたんだな?沙奈のは?」

「これ。」

沙奈は自分の戸籍を啓一朗に渡した。

「今は一人だからこうなってんだな?それまでは祖父の籍に入ってたしな」

「うん・・・」



今週中には完結予定です。


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