STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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妄想ストーリーその33

9-6:入院前(2)



翌週の午後。沙奈は診察を受けていると、隣の分娩室で新たな命の誕生の産声が聞こえた。

「聞こえました?赤ちゃんの」

「はい」

「水瀬さんも分かりますよ?」

「そうですね?やはり不安もありますし・・・」

「さて、診察の結果は順調ね?胎動もしっかりしてるし」

「まだ動くんです。この間。主人にお腹を触ったら、『結構、動くな?こりゃ、男の子か?』って」

「性別はいいのね?聞かなくて」

「はい、その方が楽しみが増えますから」

「でも、油断は禁物。少しでも変化があったら連絡すること」

「はい」

「じゃあ、来週ね」



病院を出ると、電話を入れた。

「沙奈?今、どこにいる?」

「本屋の前にいるけど・・・って起きるの早い!」

「どうやら目が覚めてしまってな。」

「やっぱり、心配なの?」

「まあな。今から迎えに行くから、中で待ってて」

啓一朗が書店に入ると、育児書を読んでいる沙奈を見かけた。

「それは、いつものか?」

「ううん、違う雑誌。同じ育児本でも内容が違うなって」

「そうだな。結構書いてあるな?買ってみるか?」

「え?啓一朗さんが読むの?」

「店の休憩時間に・・・な。この間、それを読んでたら亮二に見られてな」

「そうなの?」

「でも、読んでいると出産後のこととか詳しく書いてあるし」

「あはは・・・」

自宅マンションに着くと昼食にした。

「今日は早いの?」

「月に一度の清掃日でこの日は全員やることになってる」

「大変だね?」

「今回は店長自らだし、みんな気が抜けないから」

「お店を綺麗にするのはお客様に対していい環境につながるからいいと思うよ?」

「沙奈が言うなら問題ないな?」

「でも、これお義母さまの受け売り」

「実家には行ってるのか?」

「3日前に。その後は来て貰ったこともあったし」



Written by:Kana.Shoji

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