STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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JBストーリーその2~by:イケ学&ダーリンコラボ

3:ライブ練習

5日後、沙奈は学校から直接スタジオに来ていた・・・・正確には夏輝が迎えに来たのだ。

「じゃあ~これを見て」

「出来たのか?」

「そう、作詞は沙奈ちゃんで作曲が俺。その代わり著作権はこっちで」

「でもさ、CD化にはしないんだろ?」

「春のことだからCD化はするんじゃない?今回はJADEとしてライブに参加するんだから」

「そうなんです。まだ未成年なんで・・・今回は夏輝さんにお願いしました」

「以前のを書きなおしたんだ。苦労したんじゃ・・・」

「う~ん、色々とアドバイスを聞いたりしたら作品らしくなった」

「高校生には珍しいよ。だってさ、あの春に添削指導を受けてるとは知らなかったから」

「一度、練習しよう。時間がないからな」

30分後、練習が始まった。沙奈はまずメロディを覚えることから。

「よし、沙奈ちゃん実際に歌ってみよう」

「はい!!」

実際にボーカルが入るとバンドっぽくなってきた。練習すること3時間、とりあえず練習は終了した。

「もう、8時か・・・俺、沙奈ちゃんを寮まで送るから」

「明日は自分たちのレコーディングがあるから出来ないから」

「分かりました、今日は有難うございました」



車の中で、夏輝は1枚のCDを沙奈に渡した。

「俺たちと練習出来ないときは自主練した方がいいね」

「時間がありませんし、出来るだけやっておきます」

「歌詞カードも入ってるのと、本番前の最終チェックの時間とかはメールで連絡する」

「そうですね」

車は神蘭寮前に着いた。

「送って貰って済みません」

「じゃあね」

「おやすみなさい」

沙奈は寮の中に入った。すると、そこへ零が来ていた。

「お帰り」

「只今、部屋に戻ります」

「ああ」

部屋に入ると、制服から部屋着に着替えた。そして、鞄からCDを取りだしデッキで聴くことにした。

「あ、ヘッドホンしないと・・・」

ボリュームを落として聴いてみる。これまでは作詞が春のが多かったが、今回は作詞が彼女となっただけで作曲や編曲は変更ない。

「そういえば、名前・・・本名じゃ駄目だよね?確か、ノートに・・・・あった!!」

ノートの表紙に『作詞ノートby:涼香』と書かれてあった。

「そうか、春兄が『別の名前を使った方がいい』って言われてたのを忘れてた」

歌詞カードに空欄になってるところを追加しておいた。

「これを夏輝さんにメールで教えておかないと・・・」



4:女子チーム、まどかを忠告



翌日、まどかは沙奈の部屋に来ていた。

「なんか、隠してるのよね?あれ?これ・・・・皆に見せちゃおうっと」

食堂に来ると、久美たちがカタログを見ている。

「ねえねえ、さっきさ沙奈の部屋にノートを見つけちゃった。見る?」

「それ・・・沙奈が趣味で書いてるやつ?」

「そうなの、あの子私たちに秘密を持ってるんだもん。寮内では秘密ごとは禁止だよね?」

そこへ晃が食堂にやってきた。

「久美ちゃん、英語の辞書持ってない?」

「部屋にあるよ。」

「まどかちゃん、そのノート・・・沙奈ちゃんの?」

「そう!!晃ならバンドやってるからどんな作品なのか興味、ない?」

「悪いけど、そのノート返した方がいいと思う。沙奈ちゃん、月に1度添削指導をしてるって聞いたから。むやみには見れないな」

「どうした?」

「斉藤!!お前、また人の持ってきやがって!!」

「だって、何も言ってくれないからこうして公開して・・・って沙奈?」

「香田」

「沙奈?」

『バッチ―ン!!』

「いった~い!啓一朗~沙奈がぶった~」

「今のは斉藤が悪い」

「そうだね。これ、返すね。」

「・・・・・」

沙奈はそのまま部屋に戻った。

「まどか、いくら沙奈が秘密にしてるとは限らないから」

「本当、零は?」

「状況はもっと悪化するな、壁が出来る」

「だよね。水瀬、様子みれるか?」

「落ち着いたら行く。お前ら受験生だってこと、忘れるな」



夕食後、CDを聴いていると啓一朗が中に入ってきた

「水瀬君・・・・」

「斉藤のことは梅さんに話してある。大事なものはちゃんとしまっておいた方がいいな」

「・・・そうする。ブライダルフェア、行くの?」

「みんなが行くからな。香田は行けないんだったよな?」

「従兄の結婚式に招待されてるから行けない。ほとんど芸能人ばかりだし」

「今のところ門限は守ってるから大丈夫だな。」

「ちゃんと送ってもらってるから・・・・」

「香田の場合、距離がある分中に入れないかもしれないが大久保たちがいるしちゃんと言いたいことは言っておけよ」

「・・・・分かった」

「じゃあ、お休み」

「おやすみなさい」

ドアを閉めると、啓一郎はある決心をした。そして夏男の部屋に向かった。

「あら?啓一朗、相談?」

「実は、フェアのことなんだが・・・どうしても香田にドレスを着せてあげたくて・・・」

「実は私もなの。沙奈ちゃん、新堂さんの結婚披露宴に出席するからフェアは行けないって言われてね・・・だからなんとかしてドレスを来て欲しかったの。模擬挙式もあるから。」

「はっきり言って、斉藤は勝手すぎるし・・・授業は受けてるか受けてないか・・・・」

「でも、大丈夫よ?そんなに遅くはないだろうし。その時は由紀ちゃんが迎えに行くって」

「先生なら安心だな?」




5:春のサプライズプレゼント

翌日、夏男のところに1本の電話が。

「はい、神蘭学園寮です・・・あら?新堂さん」

「今、電話大丈夫ですか?」

「ええ、いいわよ。」

「実は・・・沙奈のことで。今回俺の結婚式に参加することになったことは?」

「聞きました。それでブライダルフェアは行けそうにないと。」

「披露宴が終わり次第そっちの会場に夏輝を行かせます。そこに俺が用意したドレスを着て欲しいんです」

「どんなのかしら」

「今回、彼女のドレスを試着するときに有名デザイナーが作ったドレスがあるんです。それを沙奈に・・・」

「流石ね。でも、模擬挙式には相手が必要なの」

「彼は?」

「啓一朗のこと?」

「一度だけ見たことがあるんです。彼なら・・・・沙奈の相手にいいかと」

「本人には話しておくわ。」

「夕方までお借りしますって」

「分かりました」

受話器を置くと、夏男は考えた

「当日まで大変ね?そうそう、桃瀬さんに沙奈ちゃんのメイクお願いしちゃおうっと」



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