STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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バレンタイン小説その4by:イケ学

バレンタイン特別ストーリー

「チョコレートに想いを込めてby:イケ学」(前)



設定:全員会社員です。社長はなんと!由紀さんです。

その他:ヒロインは小説の名前を起用してます。



で、異様に長いので2つに分けます



 ここは都内にある、神蘭商事。

今日も由紀社長の話から始まった。

「お前ら、今日も無駄話をせず仕事に専念しろよ」



「久美~どうする?バレンタイン」

「榊さん、モテるからな~悩んでる」

「百合は?」

「今年もあげるよ?社長に、恵は?」

「どうかな?彼、そういうの・・・興味ないから」

「じゃあ~沙奈は?」

「え?私?あげる人・・・いないから」

「珍しい~でも、気になる人はいるんでしょ?」

「今は仕事で精一杯だから・・・」

 午前中はみんな浮かれていた、もうすぐバレンタインである。沙奈は今日中に提出する書類を作っていた。

「間違いはないかな?・・・・これをHDDに保存して・・・」

「香田、出来たか?」

「はい、今行きます」

 出来あがった書類を出すと、早速確認する。何回もやりなおして(まあ~残業してまで仕事してたので)納得のいく出来だった。

「頑張ったな。これでOKだ」

「有難うございます。」

「しかし、遅くまでやるのはちょっと・・・な。今度からは時間内にな」

「分かりました」



 その日の昼休み、皆でお昼を食べていると美樹が相談を持ちかけた。

「ねえねえ、バレンタインのチョコレートなんだけど」

「今、その話をしてたところ。今年はどうする?」

「いっそのこと、手作りにしない?」

「梅咲副社長に頼んでさ」

「どうかな?いつもいないし・・・」

「だよね・・・」

「自分たちで作ってみない?それで持ってくるのは?」

「いいね~やろう!!」

「沙奈は?」

「私はいいや。作ってる時間がないから・・」

 午後は外回りから亮二が戻ってきた。

「お帰り~どう?」

「全く、今年も来たって感じだぜ」

「そうだよね~また女子社員からチョコを持ってくるとなると、大変だから。啓ちゃんは?」

「俺は甘いものが苦手だから」

「零ちゃんは興味なしだね?」

「・・・当然」

「お疲れ様でした。お茶をどうぞ」

「お、サンキュー!!香田はバレンタイン、どうするんだ?」

「その日は多分・・・仕事かと。ファイリングが残ってますから・・・」

「そ・そうか。お前、いつも残ってるだろ?部長が心配してるからよ」

「仕方ありません。人の何倍もやらないと認めてくれそうもないから・・・」

「沙奈ちゃん、健気だね?真面目で」

「あいつ・・・」



 翌日の午後の事、沙奈のデスクに内線が入った。

「はい、経理部です・・・副社長・・・」

「悪いが、社長室に来てくれないか?話があるから」

「分かりました。すぐ、行きます」

「誰から?」

「副社長から。何か用があるみたいだから・・・行ってくる」

 社長室に着くと、ドアをノックした。

「香田です」

「入れ」

「失礼します」

 中に入ると、そこには水瀬がいた。

「悪かったわね?電話だと男性の声を出さないといけないから」

「夏男、そうやって女子社員を誘うのは止めろ」

「あの・・・私を呼んだのは?」

「忘れてた。実は14日の夕方、時間はあるか?」

「14日ですか?その日は残っている仕事があるので・・・・」

「自分は大丈夫です」

「俺の知り合いがレストランを経営しててな、招待を受けたんだが・・・・その日は用があって行けなくなったんだ。

そこでだ、お前たち2人ならどうだったって」

「時間は?」

「ここに書いてある。俺の名前を出せば分かるから。香田、その日は残業はなしだ」

「しかし、税理士が来る前に整理だけは・・・」

「貴女は頑張りすぎよ?いつか体を壊すわ」

「そういうことだ。もう一つ、正装で行けよ」

 社長室を後にした沙奈は、水瀬に聞いてみた。

「あの・・・どうして私たちでしょうか?」

「俺も分からない・・・折角の招待だ。社長に恥をかかないようにしないとな」

「はい・・・」

「その日は、残業はしなくてもいいから」



 そして、バレンタイン当日。沙奈は水瀬に渡すチョコレートを用意した。

「・・・食べてくれるかな?ビタータイプにしたけど・・・」

 事務所に入ると既に女性社員が来ている。

「お早う、凄いね?」

「沙奈、今日はおしゃれしてるじゃん!!」

「あ・・・うん・・・」

「榊さんのバカ!!」

「久美~泣かないの。後で渡せばいいじゃない」

「美樹は・・・渡してるね?」

「恵は?」

「まだ来てないね?」

 そこへ一本の電話。

「はい、神蘭商事です・・・恵?どうしたの?」

「沙奈?お早う、今朝いきなり熱が出ちゃって・・・今日は休むから」

「いいの?藤堂さんに渡すんでしょ?」

「明日、渡すよ」

「誰から?」

「恵。熱が出て休むって」

「それ、本当か?香田」

「はい。分かった、お大事にね」


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