STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

Entries

妄想ストーリーその5

4:店内で・・・・



7月下旬。沙奈はアイスクリーム人数分を差し入れに店に向かった。金曜日の夕方のこと。

「沙奈ちゃん!!」

「お久しぶりです」

「もう~来ないかと思ったわ。どうしたの?」

「会社でトラブルがあって・・・。」

「そうなの。啓一郎が心配してのよ?」

「これ、差し入れです。良かったら皆さんで」

「まあ~有難う。」

「よっ!!全然来なかったな?」

「ちょっと会社で色々とありまして、お店には来れなかったんです」

「そっか・・・あまり無理するなよ?」

「亮さん・・・」

「そうね。今日はお誕生日のお客がいるから準備してね?」



それから夏男と由紀の3人で飲んでいると、由佳がやってきた。

「晃~また来たよ!!ほら、欲しがっていた車届いたから」

「え?もう?早いね?」

「えへへ・・・頑張ったからね?沙奈とは違ってお金は使うものなの」

「(由佳・・・・まさか・・・)」

「(まさかって?)」

「(由佳、会社のお金を・・・)」

「(上司には言ったのか?)」

「(いいえ。確か、通帳と帳簿の金額が合わないって・・・)」

そこへ啓一朗がカウンターに来た。

「啓一朗、どうしたの?」

「今、親父から連絡があって会社に戻って欲しいって」

「部長から?」

「ああ、送っていくから」

「お願いします。」

タクシーで会社に向かうと、栗原と遠藤が待っていた。

「先輩もですか?」

「そうなの、自宅にいたんで」

「私は子供のお迎えの途中だったの。あら?啓一朗さん、お久しぶりね?」

「こんばんは。」

「私はお店にいたからここまで送ってくれたの。済みません」

「構わないよ。親父」

「悪かったな。仕事中に」

「いいんだ。あまり、無理だけはしないでくれよ」

「分かった。でも、3人がいれば大丈夫だ。」

4人は中に入ると早速調査を始めた。

「香田さんも済まない」

「いいえ。由佳が来てたし、却って良かったです。」

「さて、社長から伝言だ。やはり、大金を引き出したのはどうやら佐久間君のようだ」

「はあ?あいつが?」

「そういえば、2・3日前にホストの1人が車が欲しいって話してました。もう一人の方は時計とか?」

「車って、国産?」

「いいえ、外国産です。金額にして500万位の、時計も1つ200万かと」

「佐久間さんのご実家はなんて?」

「全く取り合って貰えないらしい。香田君のご実家に連絡したが、ここ2年は経営が危ないらしい。」

「父に話したんですか?」

「そんなに長くは話してない。最近変化がないかって」

「そうなんですか?」

「父の仕事はそういう会社の調査をする企業なんです。」



それから伝票から由佳がその金額を引き出したため、沙奈は休み明けに社長に報告し補てん分を補うことにした。

「沙奈・・・いいのか?」

「社長には私から話しておきます。由佳には許せないけど」

「そうね。社長の所には私も行くから」

「栗原女史、フォローも頼む」

「遠藤さんは月曜日、報告書を作成して?香田さんは私と社長室ね」

「はい」

時計は午後10時を指していた。沙奈はタクシーでお店に戻った。今度は佑が出迎えた。

「お帰り。」

「あの、なんか静かですね?」

「実はさあいつ、晃に歌を歌ってくれて頼んだんだよ。本人はその気がないって断ったんだぜ」

「晃さん、歌えないの?」

「っていうか、あまり歌ってはいけないんだ。由紀ちゃんは知ってるけどさ~」

「由佳は?」

「あっちにいるよ。」

沙奈は佑とともにフロアーに来ていた。

「沙奈ちゃん!お疲れさん、大変だったね?」

「香田さん・・・疲れてないか?」

「少しは・・・」

「急に帰ったからなにかあったのか?」

「仕事のことなので。由佳、月曜日社長室に来てくれって。」

「え~!!その日は休みだよ?」

「休暇は取り消されたわ。皆、怒ってんだけど?」

「啓ちゃん、それは?」

「ああ、梅さんに頼んでサワ―ドリンクを作って貰った。」

「有難うございます。お酢は体にいいから」

「じゃあ~帰るね?」

由佳が帰ると、皆疲労困憊。

「はあ~。やっと帰ってくれた。そうだ!!これ、売ろうかと思ってるんだけど?」

「時計をか?でも、俺たちには合わないからな」

「オークションに出してみてはどうでしょうか」

「なるほど!!由紀が言ってたな?」



アメーバより転載作品

無断転載禁止
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

SANASPRING

Author:SANASPRING
ようこそ。

このブログは普段のブログはそうですが、小説や詩を書いています。。

最新記事

最新トラックバック

フリーエリア

type="text/javascript">rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="11b313d7.f132a74c.11b313d8.e769fade";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId=0;rakuten_size="120x240";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="off";rakuten_auto_mode="off";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR