STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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アメーバブログ開設2周年記念企画その4

4:恐怖の抜き打ち試験



 翌日、沙奈たちは試験を受けていた。いわゆる抜き打ち試験である。今日だけで3教科もある。

「よし!!ここまで。答案を集めて」

 担当教諭の号令で生徒たちは答案を集めていく。

「あと2つだっけ?」

「しかしよ、いきなり試験はないじゃん!!」

 こちらの2人は?

「はあ~あと2教科かよ?サボりたいよ?」

「翼君、だめだよ?赤点なんて取ったらお京さんに怒られるよ?」

「そうだよ?ちゃんと受けないと、お京さんのご飯・・・没収だから」

「それだけは困る!!」



 学校から帰った沙奈と佑は今日受けた教科のおさらいを居間で確認した。

「げっ!!ここ・・・間違えた」

「もう~授業で聞いてれば解けるはずなのに・・・」

「ふ・不覚!!」

「お帰り~どうだった?」

「自身はありませんが・・・」

「だよね?沙奈ちゃん、勉強してたのに・・・」

「結果が悪くても補習は受けます」

 そこへ亮二・啓一朗が入ってきた。

「佑、どうだった?」

「撃沈寸前・・・・」

「ちゃんと勉強しないからだろ?昨日は榊らとやったんだろ?」

「とりあえずは。亮二なんて殴るんだぜ?零ちゃんも」

「啓一朗さん、もうその辺で・・・結果は明後日になるのでそれからでも遅くは・・・」

「沙奈さんが言うなら仕方ありません」

「そうだな。沙奈だって頑張ってたし」

「あらあら、どうしたの?」

「夏男か。今、2人から今日の試験の話を」

「佑?どうなの?」

「ま・まあ~大丈夫だって!!」

 佑の言葉に頭を抱えた沙奈だった。そして、こちらも一波乱が・・・・

「翼君ったら結局サボったんだね?」

「うるせぇ。どうせ受けたって補習決定だし」

「だからって途中で帰ることないじゃない」

「瑞穂・・・」

「吾妻君、最後まで受けてたよ?途中帰ろうとしたら冴島さんが止めてたし」

「そうなのか?」

「太一さん」

「困ったな~抜き打ちとはいえ、サボったら駄目でしょ?」

「陽向・・・言ったな?」

「陽向くんじゃないよ?実は吾妻くんから連絡があったからね?」

「あいつ・・・・明日、学校でシメテやる!!」

「何、言ってるの?心配して電話してくれたのよ?」




 2日後、試験の結果が授業中に始まった。

「突然の試験で大変だったが、このクラスは平均より10点上を越えてることが分かった。ただ、残念ながら補習組は6人出てしまったので名前を呼ばれた生徒は放課後、補習室に行くこと。」

 担当教諭は番号順に答案を渡された。

「冴島沙奈」

「あ、はい・・・」

「満点まで惜しかったな?次回は満点を取れるよう頑張りなさい」

「分かりました」

 順番に渡されるといよいよ彼女の番

「福田瑞穂」

「はい」

「もう少しだな?冴島同様、次は頑張りなさい」

「ありがとうございます」

 結局、翼・佑・陽向・美玖・梓・聡・深雪の6人が補習を受けることに・・・・そして残り2教科の答案を貰いつつ授業に入ったのだ。

「沙奈、惜しかったな?」

「半分は佑君のせいだからね?補習、行くの?」

「仕方ないし・・・一人で帰れるか?」

「大丈夫。福田さんと帰るから」

「おい!!なんでお前が?」

「有馬さんからメールが来たの。自宅まで送って欲しいって依頼がね?」

「啓一朗には言っておけよ?迎えに来てもらえるから」

「はいはい」

 下校時間になり、2人は帰ることに。

「でも、残念だったね?」

「初めてだし、中間試験にもつながるから」

「そうか・・・私も頑張らないと。あ、ここ?」

「うん。ありがとね?」

「いいって。頼まれただけだkら。それに、狙われてるの確実だし」

「え?」

「袴田組の組長にちょっかいだされてるんでしょ?」

「ええ、まあ。」

「でも、私たちがいるから安心して?うちの兄貴、これでも代理で医学部の生徒なの」

「じゃあ~大学生?」

「3年。来年は進路を決めないといけないし・・・」

「沙奈さんと一緒なら大丈夫かな?」

「同じクラスだし、気にしない。じゃあ~私はこっちだから」

 沙奈は途中家に連絡した。

「はい、冴島です。沙奈ちゃん?」

「梅さん、今友達を家まで送ってきたんだけど・・・誰かが後を・・・」

「分かったわ。啓一朗を迎えに行ってもらうから安全なところに」

「ありがとう」

 携帯の電源を切ると、近くの書店に向かった。

「(今の・・・誰だろ?この辺をうろついている人たちかしら?そういや兄貴が言ってた。『最近、他の組の連中が薬の売買をしてる』って。気をつけないと)」

 雑誌を読んでいると、携帯の着信音が鳴った。マナーモードにしてるのですぐに取った」

「はい、冴島です・・・啓一朗さん?」

「今、どこにいる?」

「○○書店にいます」

「分かった、そっちに向かうから」

 啓一朗が来るまで来てくれたのですぐに乗った。

「後を?」

「うん・・・柄の悪い人が2人。友達の家から付けてきたみたいで・・・」

「そうか。調べてみよう」

「お願いします。あ、ちなみに佑君は補習です」

「やっぱり・・・そうだと思った」




あ~あ、啓ちゃんの予想は当たったみたい。さてさて、お次は冴島組のみんなが情報を集めます。「表の福田組・裏の冴島組。」どうやら、沙奈ちゃんが下校時にあやしい人を見たからでしょうね?


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