STREET NIGHT AT OF SAILING~ROSE航海、そして未来へ

普段のブログはもちろんのこと、雑談や小説・詩(すべてオリジナル)を更新中。 但し、小説と詩は不定期更新になります。

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アメーバブログ開設2周年記念企画その6

6:危険な夏休み





 1学期の終業式、全校朝礼のあとのこと。担任は成績表を渡す前にこう伝えた。



「実はここ2週間のあいだに女子高生を狙った事件が起きている。明日から夏休みに入るが絶対に繁華街や危険なところには行かないようにと教育委員会から通達が来ている。もし、危ない目に遭いそうなら近くの店に行くか警察に行くように」



「そういや、うちの姉ちゃんが言ってた。何でもどこかのヤクザが何かを売ってるて」



「ヤバいじゃん!!三浦とこも気をつけろよ?」



「こっちは大丈夫だぜ」



「無理、すんなよ?」



「吾妻・・・てめぇ・・」



「佑君、その辺にしたら?」



「沙奈、今日も行くのか?教習所」



「まあね、兄さんが『バイクの免許ぐらい取っておけよ?』って」



「いつから?」



「6月に入ってから。夏休みまでには取得ってことかな?実を言うと啓一朗さんのバイク・・・しばらく乗ってないらしくて。ほら車でしょ?だから・・・勿体なくて・・・・」



「いいな~」



「沙奈さんなら取れるかも?」



「あはは・・・」





 帰宅したあと、零たちに成績表をみせた2人。



「沙奈はもう少しだな?数学もなんとか取り返せたし」



「零さんにはご迷惑を・・・」



「いい。頑張ったからな・・・佑は現国をなんとかしないとまた補習だな?」



「どれどれ~」



「帰ってきたか。夏男が待ってるからな」



「亮二さん、晃さん」



「どうだ?」



「啓一朗か、沙奈はなんとか」



「そうだな・・・後は2学期に期待するか」



「御尤もです」



「あら?お帰り、さっそくチェックね?」



「梅!!」



「諦めなさい。由紀ちゃんだって心配してるのよ?」



「佑君は補習ばっかりだから兄さんも心配なのよ?」



「沙奈ちゃん、そろそろでしょ?」



「じゃ~行ってくるね?」



「教習所か?」



「うん…免許、取れるか分からないけど・・・」



「終わったら連絡しなさい」


 一方、こちらはというと・・・
「でもよ、この成績じゃ・・・」

「翼君、サボってばかりだし・・」

「これじゃ、夏休みの旅行は中止かもね?」

「瑞穂!それ、本当かよ?」

「お京さん、言ってたけど『成績が良かったらみんなで旅行よ』って・・・」

「・・・・」

 運悪く、誓が居間に入ってきた。

「どうだ?」

「何でもないよな?陽向」

「え?ええ~!!」

「ちょっと!!人に押し付けるなんて・・・」

「どうやら、悪かったみたいだな?」

「僕と瑞穂ちゃんは大丈夫でしたけど」

「どうしたんだ、大声で」

「太一さん!!」

「どれどれ・・・あ~あ翼君・・・全滅だね?」

「ほどんと授業に出てなくて。逆に吾妻君の方が頑張ってるのに」

『こんにちは』

「誰かな?はい」

 太一が玄関を開けると沙奈が来ていた。

「沙奈ちゃん、こんにちは」

「あの、三浦君は?」

「沙奈ちゃん!!どうしたの?」

「帰り際に先生から頼まれててね。三浦君、明日から特別補習をやることになってたんです。で、佑君も行くので」

「それでわざわざ?済まないね?」

「いえ、今から教習所に行くのでついでです」

「そうか・・・・って、え?教習所?」

「兄貴から言われて、バイクの免許を。中型ですけどね?」

「沙奈ちゃんなら普段の行いがいいから大丈夫じゃないかな?」

「まあ~事故には気を付けるんだな」

「貴方に言われるくらいなら行かないですよ?今回は特別なんで。では失礼します」

「また2学期ね}



 夏休み初日。夏男の手伝いをしていた沙奈は部屋で宿題をしていた。

「今から頑張れば来月中旬には終わらせるね?」

「沙奈さん、いますか?」

「どうぞ」

 中に入ってきたのは啓一朗。

「今から宿題か?」

「あはは・・・今まで梅さんの手伝いをしてたから」

「そうか。いつも悪いな」

「仕方ないですよ。梅さん、みんなの食事の用意をしてるし・・・私に出来ることならって」

「ところで佑は?」

「今日から補習です。」

「そうだったか・・・」

「何か?」

「実は情報を集めろと代理が」

「兄さんが?そうか・・・私、これから教習所に行くので聞いてみましょうか?」

「そうですね。お願い出来ますか?」

「分かった。あ、そろそろ行かないと」

「送って行きますよ?」

「良かった~」




*情報が集めて行くうちに・・・果たしてどうなるのかな?



時間を置いてアップします。

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オリジナル執筆者:庄司 嘉那

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